レイヌルージュ（2010年生、母ムービースクリーン）

レイヌルージュ（2010年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウサムソン（当時7歳）と交配したムービースクリーンが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、地方30戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上C4-8。

経歴

デビュー前

1歳のとき、新冠橋本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2012年）

10月18日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は466kg。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったデュアルスピードに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月15日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

3歳（2013年）

5月1日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた5戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

6月20日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上C4-9（門別ダート1000m 晴/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた8戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-8（門別ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月18日、中1週で迎えた9戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-9（門別ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したエニシノイトにクビ差届かず2着となった。

7月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-8（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-8（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上幹太騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 晴/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったストゥロングに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は井上幹太騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入った。

9月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C4-8（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は石川倭騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C4-8（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のベストイメージをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月23日、中1週で迎えた16戦目は、カムイエクウチカウシ賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（9戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に敗れた。

12月31日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、下村瑠衣騎手を鞍上に迎えて、アペックス西日本特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

4歳（2014年）

1月15日、中1週で迎えた19戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた20戦目は、中塚睦仁記念特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

2月2日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた23戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐原秀泰騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月27日、中5週で迎えた24戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、大豊町の碁石茶特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は下村瑠衣騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた26戦目は、焼き切り塩タタキ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で下村瑠衣騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

5月25日、連闘で迎えた27戦目は、大川筋武家屋敷特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で下村瑠衣騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で下村瑠衣騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた29戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

7月27日、中3週で迎えた30戦目は、一般C3-7（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。