チャリングクロス（2001年生、母キソティック）

チャリングクロス（2001年3月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ロンドンにある駅名、繁華街名」。毛色は鹿毛。種牡馬のオース（当時5歳）と交配したキソティックが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村田牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

10月12日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は432kg。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

3歳（2004年）

6月20日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

7月24日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフラワーメロディーから半馬身差の2着に敗北した。

8月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田辺裕信騎手（4戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。最後は、2着のオワラマイヒメに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

8月29日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の稲妻特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田辺裕信騎手（5戦1勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。13着に敗れた。

12月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が鈍り16着に敗れた。

4歳（2005年）

2月12日、中7週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（6戦1勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

9月4日、約7か月の休養明けで迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（7戦1勝）。18頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた10戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。