ドレスインブラック（2007年生、母クラレットパンチ）

ドレスインブラック（2007年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「黒いドレスを着る、黒く装う」。毛色は青毛。種牡馬のロージズインメイ（当時7歳）と交配したクラレットパンチが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方17戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,200万円（30万×40口）で一口馬主が募集された。

村山明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

5月1日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は482kg。18頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず17着に終わった。

7月6日、中8週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の槍ヶ岳賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた3戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場なく13着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず18着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた5戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったカリズマトウショウに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月5日、連闘で迎えた7戦目は、みやぎ・仙台大会杯（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

9月11日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

9月19日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、チャハヤにハナ差交わされて2着となった。

9月26日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

10月10日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で山本政聡騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

10月17日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山本政聡騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた14戦目は、盛岡神子田朝市レース（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山本政聡騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山本政聡騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた16戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた17戦目は、JA岩手ふるさとポーク杯（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

12月5日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（12戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

12月11日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（13戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

12月25日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた20戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（14戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。