スプリングラブ（2000年生、母ユウワスカーレット）

スプリングラブ（2000年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋愛」。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時16歳）と交配したユウワスカーレットが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）三宅牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方3戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の一般C3一ア。

経歴

デビュー前

柴田政人厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

7月26日、デビュー戦は柄崎将寿騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は464kg。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

8月10日、中1週で迎えた2戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

8月30日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。主導権を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2004年）

3月24日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3一イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、トーヨーマーメイドにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月12日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のフリートライズを半馬身振り切って初勝利を挙げた。