トゥループレイズ（2008年生、母クリアムーブメント）

トゥループレイズ（2008年3月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「真の賞賛」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時9歳）と交配したクリアムーブメントが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方12戦0勝。

経歴

デビュー前

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

11月6日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

3歳（2011年）

1月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

6月19日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず18着に終わった。

7月22日、中4週で迎えた4戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の蒲郡政策形成研修成功祈願（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

8月12日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

9月8日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のエレーヌメモリアル（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月4日、中1週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた9戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の英明・瞳10月30日結婚記念杯（笠松ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

10月13日、連闘で馬体重を前走から15kg戻して迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた12戦目は、T6020デビュー記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた14戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定戦のマックル賞（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。