ルヴェルリドー（2020年生、母ハイリリー）

ルヴェルリドー（2020年2月17日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「幕を開ける(仏)。父名および母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモーリス（当時9歳）と交配したハイリリーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方5戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月22日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったシリアルノヴェルにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

3歳（2023年）

2月26日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、T.バシュロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

3月26日、中3週で迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

6月24日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた6戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

10月31日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4歳（2024年）

4月25日、約6か月の休養明けで馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた8戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、ツアリーヌ賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

5月15日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、アンジェロ賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

10月8日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、天王山賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、クリスタルスワンに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月28日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1六七八ア（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

11月13日、中1週で迎えた12戦目は、七竈賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。