マチカネカグヤマ（1987年生、母ミクロンジェット）

マチカネカグヤマ（1987年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスポーツキー（当時15歳）と交配したミクロンジェットが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内フジカワ牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方24戦0勝。主な勝ち鞍は1991年の荒川峡特別(500万下)。

経歴

デビュー前

清田十一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

1月28日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では超凡な末脚を披露したが、3着に終わった。

9月8日、約7か月半の休み明けで迎えた2戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

11月17日、中4週で迎えた5戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったコウマンジョイナーに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

4歳（1991年）

4月27日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、5歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はサンバラードと並んで1着同着となった。

5月26日、中3週で迎えた7戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

10月1日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、羊ヶ丘賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた9戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、襟裳岬特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた10戦目は、サッポロビール特別（函館(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月12日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、山下信雄騎手を鞍上に迎えて、ニッポンハム特別（函館(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1992年）

4月29日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた12戦目は、小林伸義騎手を鞍上に迎えて、帯広えぞまつ特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた13戦目は、高岡秀行騎手を鞍上に迎えて、大空特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月20日、連闘で迎えた14戦目は、丹頂特別（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高岡秀行騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた15戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、鷹栖特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた16戦目は、愛別特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は高岡秀行騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた17戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、勇駒別特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた18戦目は、神居特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は高岡秀行騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた19戦目は、大雪特別（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は星野純一騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1993年）

4月29日、約9か月の休み明けで迎えた20戦目は、襟裳岬特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で星野純一騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月17日、中6週で迎えた21戦目は、鳩ケ丘特別（岩見沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は松本隆宏騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた22戦目は、栗沢特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月25日、中7週で迎えた23戦目は、村上正和騎手を鞍上に迎えて、茨戸特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた24戦目は、手稲特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は星野純一騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月9日、中4週で迎えた25戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた26戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、瓢湖ハンデ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた27戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた28戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月23日、連闘で迎えた29戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた30戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、新潟高崎リーディングジョッキー（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

7歳（1994年）

1月2日、中2週で迎えた31戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。