ビーライト（2007年生、母トコア）

ビーライト（2007年2月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「真っ直ぐ行け」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時18歳）と交配したトコアが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方3戦2勝。主な勝ち鞍は2010年のシクラメン特別。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、金子真人ホールディングスによって5,565万円で落札された。

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

5月15日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。18頭立ての2番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

7月4日、中3週で迎えた3戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

8月25日、中4週で迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマイヤ特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月26日、中4週で迎えた6戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月18日、中7週で迎えた7戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカンクロを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月13日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のシクラメン特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエフケーシャークを半馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

4歳（2011年）

4月30日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の高田城特別（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず14着に敗れた。

8月6日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では今一つ伸び切れず17着に終わった。