ハチノヘタイショウ（2018年生、母リキサンエルピーダ）

ハチノヘタイショウ（2018年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「八戸市場より+大将馬を夢見る」。毛色は栗毛。種牡馬のエスケンデレヤ（当時11歳）と交配したリキサンエルピーダが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は青森県、生産者は北村牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C4-5。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北村牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、西村新一郎によって226.8万円で落札された。

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

8月22日、デビュー戦は秋山稔樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた2戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

3歳（2021年）

2月4日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインサドル特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

4月14日、中9週で迎えた4戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた6戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサイモンギザを凄まじい末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

6月10日、中3週で迎えた7戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

7月13日、中4週で迎えた8戦目は、一般C4-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた9戦目は、一般C4-1（門別ダート1000m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた10戦目は、チロロ岳賞（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-2（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた12戦目は、日高町プチプチ!いくら賞（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

10月19日、中3週で迎えた13戦目は、にぶたに湖賞（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

11月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた15戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた16戦目は、本日SAGAリベンジャーズ配信日!（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るテイエムメジャーを自慢の末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を手にした。

4歳（2022年）

1月16日、中3週で迎えた17戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で飛田愛斗騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミケーレに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月29日、中1週で迎えた18戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で飛田愛斗騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、最後はマナマナと並んで3着同着となった。

2月12日、中1週で迎えた19戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で飛田愛斗騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したエクスターミネートにアタマ差届かず2着に甘んじた。

2月27日、中1週で迎えた20戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で飛田愛斗騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた21戦目は、本日SAGAリベンジャーズ配信日!（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で飛田愛斗騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた22戦目は、都丸ちよさん来場記念（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で飛田愛斗騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラストルージュを凄まじい末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

4月16日、中2週で迎えた23戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-7（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた24戦目は、鎮月賞（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた25戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（9戦3勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

6月3日、中1週で迎えた26戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飛田愛斗騎手（10戦3勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

7月31日、中7週で迎えた27戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

9月3日、中4週で迎えた28戦目は、4歳以上C1-6（佐賀ダート1300m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた29戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、秋涼賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた30戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

10月30日、中1週で迎えた31戦目は、玄海町浜野浦の棚田賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた32戦目は、五町田酒造「東一」賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のチャンカパーナをクビ差振り切って制した。

12月17日、中3週で迎えた33戦目は、風花賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5歳（2023年）

1月3日、中1週で迎えた34戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で出水拓人騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた35戦目は、そして輝く!ミノ連合杯（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で出水拓人騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

2月4日、中1週で迎えた36戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で出水拓人騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

2月18日、中1週で迎えた37戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で出水拓人騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた38戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、雛月賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた39戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は川島拓騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。