ゴーゴーバースデイ（2022年生、母パティシエール）

ゴーゴーバースデイ（2022年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアメリカンペイトリオット（当時9歳）と交配したパティシエールが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はパカパカファーム。2025年の新緑賞に勝利した他、2024年のチャレンジを制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、パカパカファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

後藤佑耶厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2024年）

6月21日、デビュー戦は塚本征吾騎手を鞍上に据えて、2歳（笠松ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は487kg。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったチュッカに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月18日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、明星晴大騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のハイビスカス特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、スターサンドビーチに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月2日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の小紋特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビバガールに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月29日、中3週で迎えた4戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの秋風ジュニア（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた5戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのジュニアクラウン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのチャレンジ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダットデアを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月24日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのネクストスター笠松（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳オープンのラブミーチャン記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高木健騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた9戦目は、2歳オープンのジュニアキング（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた10戦目は、2歳オープンのライデンリーダー記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は明星晴大騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

3歳（2025年）

1月9日、中0週で迎えた11戦目は、3歳オープンの笠松若駒杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高木健騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったセンゴクブショウに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月4日、中3週で迎えた12戦目は、3歳オープンのゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた13戦目は、3歳オープンのジュニアグローリー（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

4月1日、中3週で迎えた14戦目は、3歳オープンのネクストスター中日本（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は明星晴大騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた15戦目は、3歳オープンの笠松プリンシパルカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明星晴大騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた16戦目は、3歳オープンの新緑賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で明星晴大騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のマルヨハルキに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月12日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、3歳オープンのぎふ清流カップ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で明星晴大騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

8月11日、中8週で迎えた18戦目は、3歳オープンの岐阜金賞（笠松ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で明星晴大騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定オープンの撫子争覇（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で明星晴大騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた20戦目は、3歳オープンの笠松オーナーズカップ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で明星晴大騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダットデアに4馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

10月24日、中3週で迎えた21戦目は、ペガスス座特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で明星晴大騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、キャッシュブリッツにハナ差交わされて2着に惜敗した。

11月5日、中1週で迎えた22戦目は、ヤマモミジ特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で明星晴大騎手（10戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミランミランに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月27日、中2週で迎えた23戦目は、奥飛騨温泉郷特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で明星晴大騎手（11戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、カヤドーブラックに交わされて1馬身半差の2着に敗れた。