ベルフェスタ（2010年生、母ロングモニー）

ベルフェスタ（2010年2月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のゴールドヘイロー（当時13歳）と交配したロングモニーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）道見牧場。戦績は、地方17戦3勝2着2回。2013年の東京プリンセス賞(牝S1)で3着に入った他、2013年の’13桃花賞(牝)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、道見牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

上杉昌宏厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2012年）

6月24日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は470kg。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、速いペースで集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて抜け出し、最後は2着のデンエンビーナスに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月1日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず9着に敗れた。

11月30日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

12月27日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦の白鳥特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

3歳（2013年）

1月11日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦の水仙賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンの’13桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

2月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のツインドリーム特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のコスモグランツに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月20日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでなんとか走り抜いたが、ハードデイズナイトにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月11日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、若干速いペースで一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロイヤルパワーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月25日、中1週で迎えた10戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着を確保した。

5月13日、中2週で迎えた11戦目は、3歳オープンの東京ダービートライアル（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（9戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた12戦目は、3歳オープンの優駿スプリントトライアル（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（10戦2勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた13戦目は、3歳S3の優駿スプリント（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（11戦2勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

8月29日、中8週で迎えた14戦目は、ファンタスティックナイト賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（12戦2勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた15戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、銀の匙×TCK記念（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、若干速いペースで一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のグラッツェーラに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月1日、中1週で迎えた16戦目は、レミニス賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

4歳（2014年）

4月24日、約7か月の休養明けで迎えた17戦目は、スピカ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。