アイファーチャンス（2014年生、母サマーアフタヌーン）

アイファーチャンス（2014年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋好機」。毛色は鹿毛。種牡馬のスマートボーイ（当時19歳）と交配したサマーアフタヌーンが22歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は元茂修一。戦績は、中央平地6戦0勝、地方8戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、元茂義一から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、中島稔によって75.6万円で落札された。

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

8月7日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

3歳（2017年）

1月28日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた4戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

3月25日、中4週で迎えた5戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

4月30日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた7戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の新ショウガ特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた8戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の黒耳ビワ特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた9戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（高知ダート1300m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

6月24日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦のフルーツトマト特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた11戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝祐樹&麻実結婚特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の岡山県ももたろう特別（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月1日、中7週で馬体重を前走から28kg増やして迎えた14戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、万哲&オークス来場記念in津軽（盛岡芝1600m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。