リュウノラファール（2020年生、母オールフラッグズフライング）

リュウノラファール（2020年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+疾風(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のBlame（当時14歳）と交配したオールフラッグズフライングが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は飛野牧場。主な勝ち鞍は2023年の無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞(A3)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、飛野牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、蓑島竜一によって1,650万円で落札された。

四位洋文厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

9月11日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は488kg。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

12月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

3歳（2023年）

3月26日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に敗れた。

2023年3月29日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4月17日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のホバーコルテに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月2日、中1週で迎えた7戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のビッグアメリカンに2馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

5月14日、中1週で迎えた8戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

6月13日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦のウンバライト特別（金沢ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は加藤翔馬騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。