スピンムーブ（2011年生、母スレバルナ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、泊寿幸から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、青山英明によって210万円で落札された。

林正人厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2013年）

7月16日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のリアトリスデビュー（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は467kg。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のミスターカーリアンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2014年）

4月8日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マカセタに交わされて3馬身差の2着となった。

5月5日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のキャロッタお誕生日記念（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシネクワノンに6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月16日、中5週で迎えた5戦目は、3歳戦のブルーベリー特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のソウルシルバーに3馬身の差をつけて優勝

7月21日、中4週で迎えた6戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、f-keibaビール祭り大抽選会記念（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、川越藩のお蔵米新米収穫記念（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた8戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。