タカラシャルマン（1998年生、母ヴィエステ）

Takara Charmant

1998.03.12

タカラシャルマン（1998年3月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウォーニング（当時13歳）と交配したヴィエステが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）ローレルファーム。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

平井雄二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

1月5日、デビュー戦は鈴来直人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は442kg。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線に入ると、前で粘るニシノアルテミスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月28日、約7か月の休養明けで迎えた2戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

4歳（2002年）

6月2日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は鈴来直人騎手（1戦1勝）。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず18着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた4戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。