コスモミラクル（1998年生、母スピードアキ）

コスモミラクル（1998年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は青鹿毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時13歳）と交配したスピードアキが11歳のときに産んだ16番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は中川隆。戦績は、地方18戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中川隆から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

谷口常信厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

8月8日、デビュー戦は藤倉寛幸騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月3日、中7週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、アラ系3歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤倉寛幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた4戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた5戦目は、アラ系3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系3歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

11月21日、連闘で迎えた7戦目は、アラ系3歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（2001年）

3月9日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

3月18日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

4月14日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のトップバルーンを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

6月9日、中7週で迎えた11戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

6月18日、連闘で迎えた12戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のシンコウオウジャをクビ差振り切って2勝目を手にした。

7月15日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた14戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月16日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

9月3日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原正和騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフミトロを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

9月17日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原正和騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のドラゴンキッズに2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

9月30日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原正和騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。