カセノルーパス（2021年生、母フミノオリヒメ）

Kaseno Lupus

2021.05.12

カセノルーパス（2021年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+おおかみ座」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルインパクト（当時13歳）と交配したフミノオリヒメが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は多田 善弘。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、多田善弘から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、平川進によって902万円で落札された。

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

11月4日、デビュー戦は田口貫太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、勝ったエイカイソウルにねじ伏せられて約10馬身差の2着となった。

11月25日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

3歳（2024年）

2月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田口貫太騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた4戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったカリフォルニアに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

3月24日、中2週で迎えた5戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したアーロンイメルを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月13日、中2週で迎えた6戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて難なく抜け出し、最後は2着のサンライズシアに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。