タイビクトリー（2003年生、母タイラングランド）

タイビクトリー（2003年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勝利」。毛色は鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時14歳）と交配したタイラングランドが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）メイタイ牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方11戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の3・4歳。

経歴

デビュー前

岩城博俊厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

11月19日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた2戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

3歳（2006年）

1月30日、中4週で迎えた4戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3・4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタイキエルドールに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月11日、中1週で迎えた5戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、3・4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスウィープオーバーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月5日、中2週で迎えた6戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた7戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で片桐正雪騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったコネチカットダークから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月12日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

5月18日、中2週で迎えた10戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた11戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた12戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた13戦目は、3歳T2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月26日、中1週で迎えた14戦目は、3歳T2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。