センターニーズ（1992年生、母ビクトリーカツプ）

センターニーズ（1992年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のビクトリートウザイ（当時10歳）と交配したビクトリーカツプが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は藤巻則弘。戦績は、中央平地13戦1勝2着3回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は1994年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

9月11日、デビュー戦は西浦勝一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 雨/良）に出走。馬体重は438kg。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

10月1日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったワークスポイントに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

10月29日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで崩れずに走り抜いたが、ハクバギャルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月6日、連闘で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で西浦勝一騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、マシェールに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で西浦勝一騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい10着に敗れた。

11月26日、連闘で迎えた6戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のビッグオムレツに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月17日、中2週で迎えた7戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

3歳（1995年）

1月7日、中2週で迎えた8戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

2月4日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉ダート1000m 雨/不良）に牝馬ながら52kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら52kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆仁騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上オープン（京都ダート1800m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆仁騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

8月7日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、津曲照男騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2-10（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C2-10（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津曲照男騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。