フォーキャンドルズ（2022年生、母デルマコイウタ）

フォーキャンドルズ（2022年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「4本のキャンドル。待降節に飾られる蝋燭」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時12歳）と交配したデルマコイウタが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

10月26日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は508kg。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月16日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のルージュシークエルを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（2025年）

1月5日、中6週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

2月15日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのあすなろ賞（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月15日、中3週で迎えた5戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのゆきやなぎ賞（阪神芝2400m 外回り小雨/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

4月26日、中5週で迎えた6戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのあやめ賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

6月7日、中5週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの城崎特別（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスの青島特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で団野大成騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

9月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本大輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のクラウディアイを半馬身振り切って雨中の混戦を制した。

11月22日、中6週で迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は団野大成騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。