ナイスライラック（1996年生、母ミンクハード）

Nice Lilac

1996.03.18

ナイスライラック（1996年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジングウブレーブ（当時11歳）と交配したミンクハードが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は神島 芳仁。戦績は、地方7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、神島芳仁から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

南昭造厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1998年）

6月7日、デビュー戦は中川雅之騎手を鞍上に据えて、3歳（金沢ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず12着に終わった。

6月22日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、3歳（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた3戦目は、岡田隆騎手を鞍上に迎えて、3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジャンピングレディを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

7月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず3着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るカイヨウダンサーを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

8月18日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のサラブレッド若駒賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岡田隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスターライクを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

8月31日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は加藤和義騎手（3戦1勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて5着に終わった。