リケアオランジュ（2021年生、母ボルジアクイーン）

リケアオランジュ（2021年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+オレンジ色(仏)」。毛色は栗毛。種牡馬のグレーターロンドン（当時9歳）と交配したボルジアクイーンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は石田牧場。主な勝ち鞍は2025年の夏帽子特別(一般C2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石田牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、石田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、稲場澄によって66万円で落札された。

小野次郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月29日、デビュー戦は小林勝太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー新潟（新潟芝1400m 小雨/不良）に出走。馬体重は384kg。17頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた2戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小林勝太騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

3歳（2024年）

1月14日、中5週で迎えた4戦目は、3歳戦の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は原田和真騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して11番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた5戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた6戦目は、佐藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月25日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤翔馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

4月21日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は秋山稔樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず13着に終わった。

6月19日、中7週で馬体重を前走から38kg戻して迎えた9戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の熊谷宿賞（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

デビュー前

宇野木博徳厩舎（浦和）へ入厩。

7月15日、デビュー戦は西啓太騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番ゲートからスタート。出走取消となった。

8月22日、中8週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた10戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

9月17日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた11戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、キクチ家ハッピーウェディング杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた12戦目は、能登半島地震復興応援杯（65）（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったベストリターナーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月15日、中1週で迎えた13戦目は、こうき&さほ結婚記念杯!（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた14戦目は、能登半島地震復興応援杯（74）（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したチョボナイノに半馬身届かず2着となった。

11月12日、中1週で迎えた15戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた17戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、特別編成（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったグブリーサビタンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4歳（2025年）

1月13日、中4週で迎えた18戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六十七（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

2月19日、中2週で迎えた20戦目は、渋谷川賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた21戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四十五十六（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は吉井章騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた23戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、春日傘特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

5月30日、中5週で迎えた24戦目は、薄暑特別（浦和ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったユイノパチョレックに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

6月27日、中3週で迎えた25戦目は、三峰山特別（浦和ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で福原杏騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったハタノラトゥールに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月25日、中3週で迎えた26戦目は、夏帽子特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で福原杏騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のモナークスラッガーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月18日、中2週で迎えた27戦目は、納涼特別（浦和ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で福原杏騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったロットゥーラに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月25日、中4週で迎えた28戦目は、秋明菊特別（浦和ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で福原杏騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。