キリクリスタル（1987年生、母キリハヤテ）

Kiri Crystal

1987.04.04

キリクリスタル（1987年4月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のクリスタルパレス（当時13歳）と交配したキリハヤテが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地3戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

3月25日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は484kg。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったタツカゼオーに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

4月14日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のユーワグッディに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月28日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、4歳500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したフォロロマーノに3/4馬身届かず2着に敗北した。