バンブーユーロ（2003年生、母アイーダバンブー）

バンブーユーロ（2003年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋サッカー欧州選手権名より」。毛色は芦毛。種牡馬のメイショウオウドウ（当時8歳）と交配したアイーダバンブーが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

9月11日、デビュー戦は田嶋翔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に終わった。

9月18日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のオジャッタモンセをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

3歳（2006年）

7月22日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた3戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下の湯浜特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、伸びてきたフィールドベアー決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

8月27日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下の石狩特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

4歳（2007年）

9月2日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上500万下の国東特別（小倉芝1800m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田嶋翔騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

10月13日、中5週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（3戦1勝）。17頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田嶋翔騎手（4戦1勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したノーバディノーズにクビ差届かず2着に惜敗した。

11月10日、中1週で迎えた9戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。