オルトパラティウム（2021年生、母ザレマ）

Hortus Palatium

2021.04.23

オルトパラティウム（2021年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「庭園の宮殿(ラテン語)」。毛色は栗毛。種牡馬のエピファネイア（当時11歳）と交配したザレマが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2024年のメイクデビュー京都(新馬)。

経歴

デビュー前

安田翔伍厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

1月8日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、3歳戦のメイクデビュー京都（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は490kg。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では別次元の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のスマートワイスに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

デビュー前

安田翔伍厩舎（栗東）へ入厩。

3月16日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳オープンの若葉ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。9頭立ての5番ゲートからスタート。競走除外となった。

3月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのアザレア賞（阪神芝2400m 外回り 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず3着に敗れた。

8月4日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上はC.ルメール騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月16日、中5週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラスの長良川特別（中京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、抜け出したショウナンハウルを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの栄特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のキャントウェイトに1馬身1/4の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

4歳（2025年）

1月5日、中4週で迎えた6戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの鶴舞特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた7戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの海の中道特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。