ヒメキキョウ（1991年生、母キティテスコ）
Hime Kikyo
1991.03.25
ヒメキキョウ（1991年3月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時11歳）と交配したキティテスコが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は能登 武徳。戦績は、中央平地14戦1勝、地方8戦0勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利(牝)。
経歴
デビュー前
和田正道厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1993年）
9月12日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は460kg。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。
9月25日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。
10月17日、中2週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 小雨/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。
11月20日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。
12月18日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。
3歳（1994年）
2月5日、中6週で迎えた6戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のシンアドゥマイヤに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
2月26日、中2週で迎えた7戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のふきのとう特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。
3月13日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。
8月27日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、長峰一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。
9月25日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で長峰一弘騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。
11月12日、中6週で迎えた11戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。
12月10日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は長峰一弘騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。
4歳（1995年）
2月5日、中7週で迎えた13戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。
2月19日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。
6月10日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、田村光則騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月5日、中7週で迎えた16戦目は、一般（盛岡ダート1420m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田村光則騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月16日、中9週で迎えた17戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村光則騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月30日、中1週で迎えた18戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田村光則騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
5歳（1996年）
7月14日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた19戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。
11月2日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた20戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田村光則騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。
11月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村光則騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月30日、中1週で迎えた22戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。