クリノハンニバル（2010年生、母ケイアイフォーユー）

クリノハンニバル（2010年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋カルタゴの武将名」。毛色は鹿毛。種牡馬のパーソナルラッシュ（当時9歳）と交配したケイアイフォーユーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）武田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方9戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

3月2日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4月13日、中5週で迎えた2戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

5月18日、連闘で迎えた4戦目は、花田大昂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた5戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

7月17日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-8（門別ダート1000m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

8月1日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、デュアルデライトに交わされて5馬身差の2着となった。

9月11日、中1週で迎えた10戦目は、里平大滝賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島雅人騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島雅人騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したヤーマンミルフィーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

10月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で川島雅人騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた13戦目は、カムイエクウチカウシ賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で川島雅人騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で川島雅人騎手（8戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。