トーエイカイザー（1989年生、母ビクトリーハリー）

Toei Kaiser

1989.04.25

トーエイカイザー（1989年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンエイソロン（当時11歳）と交配したビクトリーハリーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）坂井牧場。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

山本正司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

6月21日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京芝1700m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月19日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイサハヤに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月1日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下の駒ケ岳特別（函館芝1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松永幹夫騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた6戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。競走中止となった。