サクセスローマン（1995年生、母アンダースキー）

サクセスローマン（1995年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時23歳）と交配したアンダースキーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）高村牧場。戦績は、中央平地17戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

小島太厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

6月14日、デビュー戦は東信二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

6月29日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で東信二騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東信二騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東信二騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた5戦目は、佐藤吉勝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤吉勝騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

11月1日、中8週で迎えた7戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でM.ロバーツ騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

3歳（1998年）

1月25日、中8週で迎えた9戦目は、田村真来騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた10戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3月15日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では稟性の負けん性を発揮してゴールまでタレずに走り切り、4着に入り込んだ。

3月28日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4月4日、連闘で迎えた14戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋司騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったタカミツローズに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月18日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で郷原洋司騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るカルビーノをクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

6月13日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で郷原洋司騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で郷原洋司騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。