ホーワマサオー（1992年生、母スパングルス）

ホーワマサオー（1992年6月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時11歳）と交配したスパングルスが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方32戦10勝2着8回。主な勝ち鞍は1996年のゴールデンステッキ賞(D)。

経歴

デビュー前

小林稔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

11月4日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は516kg。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

12月10日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

12月17日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

4歳（1996年）

1月27日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 雪/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

3月9日、連闘で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で内山正博騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

3月23日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で内山正博騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

9月9日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、海方栄二騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホーエイギフボーイに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月22日、中1週で迎えた10戦目は、一般D3イ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で海方栄二騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノデカイラスをハナ差制して雨中の激戦を制した。

10月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般D3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で海方栄二騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグロウテイオーに1馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

10月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般D2イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で海方栄二騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシービーフラッグから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中1週で迎えた13戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のチビマルオーをアタマ差制して勝利をモノにする

11月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般D1（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は海方栄二騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で海方栄二騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1997年）

1月25日、中6週で迎えた16戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた17戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターフローラから2馬身差の2着となった。

2月23日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた19戦目は、C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったササロッキーから1馬身差の2着となった。

3月24日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のマルシゲベッピンに1馬身半の差をつけて5勝目を収める

4月21日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のマリンブラックオーに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月5日、中1週で迎えた22戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた23戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月16日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から36kg減らして迎えた24戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノモーニングに3馬身の差をつけて7勝目を獲得した。

8月24日、連闘で迎えた25戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハマノモトマチに3馬身の差をつけて8勝目をゲットした。

9月14日、中2週で迎えた26戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、豊の国賞（中津ダート1760m 雨/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月19日、中4週で迎えた27戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、オータムカップ（中津ダート1760m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（1998年）

9月10日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた28戦目は、圓田修騎手を鞍上に迎えて、一般B14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月14日、中4週で迎えた29戦目は、一般B17（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で圓田修騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた30戦目は、一般B14（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で圓田修騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月2日、連闘で迎えた31戦目は、一般B14（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で圓田修騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマックアリーナーから3馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中1週で迎えた32戦目は、一般B16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で圓田修騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマンディサイレンスからクビ差の2着に惜敗した。

12月3日、中1週で迎えた33戦目は、一般B14（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で圓田修騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンワシルビアからクビ差の2着に甘んじた。

12月9日、連闘で迎えた34戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で圓田修騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のクワノグリーンに2馬身の差をつけて制した。

12月23日、中1週で迎えた35戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で圓田修騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7歳（1999年）

1月2日、中0週で迎えた36戦目は、一般B14（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で圓田修騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウリクンからハナ差の2着に甘んじた。

7月19日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた37戦目は、平田貴裕騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた38戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平田貴裕騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のパノラマシービーをクビ差制して10勝目を達成した。

10月6日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた39戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平田貴裕騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた40戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平田貴裕騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマックアリーナーから1馬身半差の2着に敗北した。