グラマラスカーヴ（2012年生、母インディアナカーヴ）

グラマラスカーヴ（2012年2月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「魅惑的な曲線」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時11歳）と交配したインディアナカーヴが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

3歳のとき、社台ブラッドメアから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、新冠タガノファームによって1,080万円で落札された。

高野友和厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

7月26日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 小雨/良）に出走。馬体重は412kg。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したキャンディーハウスを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

8月30日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

3歳（2015年）

2月14日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

4月18日、中8週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。