ビヨンドザタイム（2019年生、母ウメノファイバー）

ビヨンドザタイム（2019年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「時を越えて」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時18歳）と交配したウメノファイバーが24歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハクレイファーム。主な勝ち鞍は2021年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

金成貴史厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

10月10日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。17頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

10月31日、中2週で迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後はワールドコネクターと並んで1着同着となった。

3歳（2022年）

1月30日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳1勝クラスのセントポーリア賞（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続でM.デムーロ騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

8月6日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた6戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの千歳特別（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

12月3日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

4歳（2023年）

1月21日、中6週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラスの戸畑特別（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は原田和真騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では全く伸びず14着に終わった。

5月7日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

6月3日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で原田和真騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

10月22日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。最後は、勝ったエコロレジーナから2馬身半差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

5歳（2024年）

1月13日、中9週で迎えた13戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

3月2日、中6週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は丸山元気騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

5月4日、中8週で迎えた15戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。14着に敗れた。

10月20日、約5か月半の休養明けで迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（3戦0勝）。18頭立ての7番人気で大外18番ゲートからスタート。4着に入った。

10月26日、連闘で迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。