ジャステスオー（1999年生、母ミドリリュート）

ジャステスオー（1999年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時18歳）と交配したミドリリュートが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）加野牧場。戦績は、地方32戦8勝2着6回。主な勝ち鞍は2004年の玄武特別(一般B3二 C1一)。

経歴

デビュー前

長谷川茂厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2001年）

12月29日、デビュー戦は野崎武司騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3歳（2002年）

1月31日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウテンボスに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月15日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノウォーリアから2馬身差の2着に敗北した。

3月13日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野崎武司騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で野崎武司騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、勝ったベルモントエナジーにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で野崎武司騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月24日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（2003年）

1月10日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は野崎武司騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のゼロスを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

1月29日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、クラウンブロッサムに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月26日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマキバファインに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月27日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2一二（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で野崎武司騎手（9戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るテツロンリーを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

4月16日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で野崎武司騎手（10戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサンポンドに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中4週で迎えた13戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で野崎武司騎手（11戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた14戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のカネショウスキャンに2馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

7月22日、中5週で迎えた15戦目は、一般C1二三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は野崎武司騎手（12戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月20日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

9月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のトップサクレイを半馬身振り切って6勝目を手にした。

9月18日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の爽秋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

10月31日、中5週で迎えた19戦目は、腰越特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（4戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた20戦目は、トパーズ特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（5戦2勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、サイレントケニーに3/4馬身交わされて2着となった。

12月5日、中2週で迎えた21戦目は、一般B3三（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は野崎武司騎手（13戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサンマウントに1馬身半の差をつけて7勝目を手中に収めた。

12月16日、中1週で迎えた22戦目は、風花特別（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

5歳（2004年）

1月1日、中1週で迎えた23戦目は、初夢特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（7戦2勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

2月3日、中4週で迎えた24戦目は、一般B3三（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったロイヤルブライアンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月26日、中2週で迎えた25戦目は、玄武特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（9戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のマイネルハロウィンを半馬身振り切って8勝目をゲットした。

3月28日、中3週で迎えた26戦目は、夜桜特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（10戦3勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

10月19日、約7か月の休養明けで迎えた27戦目は、疾風特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（11戦3勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた28戦目は、秋嶺賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（12戦3勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、4着に入り込んだ。

11月26日、中1週で迎えた29戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、晩秋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

12月23日、中3週で迎えた30戦目は、もみの木特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（13戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

6歳（2005年）

1月26日、中4週で迎えた31戦目は、猛虎特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（14戦3勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた32戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンドダスト特別（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。