イッシンパトラ（1988年生、母カスガタカハル）

イッシンパトラ（1988年5月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のイムラツド（当時11歳）と交配したカスガタカハルが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は森俊雄。戦績は、地方29戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は1991年のホワイトピア賞(B3)。

経歴

デビュー前

謝明方厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1990年）

7月24日、デビュー戦は田中道夫騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は429kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（園田ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中道夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンヒリュウをアタマ差制して初勝利を挙げた。

8月23日、中1週で迎えた3戦目は、花村通春騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（園田ダート800m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったライカウインドから2馬身半差の2着となった。

9月17日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で花村通春騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルトヨボルヒーをアタマ差制して勝利を手に入れた。

10月23日、中4週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で花村通春騎手（2戦1勝）。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月21日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は田中道夫騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月13日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、アラ系3歳（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中道夫騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（1991年）

2月21日、中9週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた8戦目は、屋敷和彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（園田ダート1630m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月18日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は田中道夫騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦ののじぎく賞（園田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中道夫騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月15日、中4週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上D4（園田ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中道夫騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリーブロードに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月11日、中3週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上C4（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中道夫騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上C3（園田ダート1630m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中道夫騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラツクランセルから1馬身半差の2着となった。

7月22日、中3週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上B5 C1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中道夫騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のネオベントレーに4馬身の差をつけて4勝目を手にした。

8月16日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、ホワイトピア賞（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中道夫騎手（10戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシンエイカリムをクビ差制して1着ゴールを果たした。

9月12日、中3週で迎えた16戦目は、アラ系4歳以上B2（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中道夫騎手（11戦4勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月17日、中4週で迎えた17戦目は、サンスポ桜橋特別（園田ダート1630m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で田中道夫騎手（12戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月12日、中3週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上B2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田中道夫騎手（13戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1992年）

6月10日、約7か月の休養明けで迎えた19戦目は、アラ系4歳以上A5（園田ダート1630m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で田中道夫騎手（14戦4勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上A5（園田ダート1630m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で田中道夫騎手（15戦4勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた21戦目は、安富あじさい特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で田中道夫騎手（16戦4勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月5日、中1週で迎えた22戦目は、サマークイーン賞（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で田中道夫騎手（17戦4勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上A4（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で田中道夫騎手（18戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカクザンリシエスからハナ差の2着に甘んじた。

9月9日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上A4（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で田中道夫騎手（19戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカリファストから4馬身差の2着に敗北した。

9月30日、中2週で迎えた25戦目は、主催者協議会会長賞（園田ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で田中道夫騎手（20戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた26戦目は、報知大淀特別（園田ダート1630m 雨/重）に出走。鞍上は18戦連続で田中道夫騎手（21戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた27戦目は、近畿畜産特別（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で田中道夫騎手（22戦4勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた28戦目は、アラ系4歳以上A3 B1（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は20戦連続で田中道夫騎手（23戦4勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズノフローラから3/4馬身差の2着となった。

12月3日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系4歳以上A3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で田中道夫騎手（24戦4勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。