テイエムアラムシャ（2001年生、母アラマサブレーヴ）
T M Aramusha
2001.04.06
テイエムアラムシャ（2001年4月6日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋荒武者」。毛色は鹿毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時16歳）と交配したアラマサブレーヴが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アラキファーム。戦績は、中央平地17戦1勝2着1回、中央障害30戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の障害4歳以上オープン。
経歴
デビュー前
当歳のとき、アラキファームから「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、竹園正継によって2,835万円で落札された。
岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2003年）
11月23日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。
12月6日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。
12月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。
3歳（2004年）
1月11日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、マイネルエリジオンに半馬身交わされて2着に敗北した。
1月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。
2月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（4戦0勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。
2月22日、中1週で迎えた7戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。
3月28日、中4週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。
4月18日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。
5月9日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（7戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。
5月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（8戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。
6月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田竜二騎手（9戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、スローペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。
6月27日、中2週で迎えた13戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のダークコンダクターに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
4歳（2005年）
1月30日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウショウジェイルから4馬身差の2着に敗北した。
2月20日、中2週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノオウショウに約10馬身の大差をつけてファンの期待に応えた。
3月20日、中3週で迎えた16戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月3日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3170m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で出津孝一騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムコンバットから1馬身3/4差の2着に敗北した。
4月30日、中3週で迎えた18戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で出津孝一騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイステップに3/4馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。
5月15日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で出津孝一騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月11日、中3週で迎えた20戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7月2日、中2週で迎えた21戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 小雨）に出走。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7月24日、中2週で迎えた22戦目は、ハンデJ・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。鞍上は出津孝一騎手（6戦2勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。
11月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた23戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（7戦2勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月24日、中5週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた24戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（10戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。
5歳（2006年）
1月14日、中2週で迎えた25戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3190m 雨）に出走。鞍上は出津孝一騎手（8戦2勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。14着に終わった。
2月4日、中2週で迎えた26戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（9戦2勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月11日、連闘で迎えた27戦目は、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3790m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手（10戦2勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。
3月19日、中4週で迎えた28戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で出津孝一騎手（11戦2勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月2日、中1週で迎えた29戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3170m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で出津孝一騎手（12戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマルブツトップに3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
4月29日、中3週で迎えた30戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 曇）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で出津孝一騎手（13戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。11着に敗れた。
5月20日、中2週で迎えた31戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で出津孝一騎手（14戦3勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月10日、中2週で迎えた32戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で出津孝一騎手（15戦3勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。13着に敗れた。
6月17日、連闘で迎えた33戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は9戦連続で出津孝一騎手（16戦3勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
8月19日、中8週で迎えた34戦目は、ハンデJ・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で出津孝一騎手（17戦3勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。
9月2日、中1週で迎えた35戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
6歳（2007年）
1月20日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg減らして迎えた36戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（11戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。
5月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた37戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。
6月2日、中1週で迎えた38戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月7日、中4週で迎えた39戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3380m 曇/良）に出走。鞍上は出津孝一騎手（18戦3勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月21日、中1週で迎えた40戦目は、ハンデJ・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（19戦3勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月1日、中5週で迎えた41戦目は、ハンデJ・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手（20戦3勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。13着に終わった。
7歳（2008年）
3月30日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた42戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。
4月6日、連闘で迎えた43戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は高井彰大騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。
4月26日、中2週で迎えた44戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で高井彰大騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月17日、中2週で迎えた45戦目は、ハンデJ・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は出津孝一騎手（21戦3勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
6月7日、中2週で迎えた46戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に出走。鞍上は高井彰大騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月14日、連闘で迎えた47戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高井彰大騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。