コスモセニョリータ（2000年生、母ロータリームスメ）

コスモセニョリータ（2000年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋若い娘（西）」。毛色は芦毛。種牡馬のミシル（当時12歳）と交配したロータリームスメが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は山口修二。戦績は、中央平地5戦0勝、地方21戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山口修二から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、山口修二から「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場され、中地エージェンシーによって105万円で落札された。

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

1月18日、デビュー戦は山本康志騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

3月10日、中5週で迎えた3戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの弥生特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた4戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のツインアタック特別（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

4月12日、中0週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は山本康志騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

11月2日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から42kg増やして迎えた8戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

11月9日、連闘で迎えた9戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

4歳（2004年）

2月7日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

2月21日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロマンシアに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月6日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニシノハタガシラを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

3月20日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は永尾正則騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ドーンコーラスにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月10日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒカルフォルツァに3/4馬身交わされて2着となった。

5月2日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るリキアイダンサーを上がり0位の末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

10月3日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた17戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シャドウアカウントにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月31日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

11月7日、連闘で迎えた19戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキクノケイパブルに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月18日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゼンノコンバットを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

5歳（2005年）

1月2日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のローレルスルーをアタマ差振り切って3勝目をマークした。

1月17日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオクラホマヒルスに1馬身の差をつけて優勝

2月11日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキクノケイパブルに2馬身半の差をつけて5勝目をマークした。

2月19日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（11戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るニシノペインターを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って破竹の4連勝を決めた。

3月6日、中1週で迎えた26戦目は、浅沼傑騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。