スーパーシズクン（2006年生、母アンバーユー）

スーパーシズクン（2006年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「超＋テレビキャラクター名」。毛色は鹿毛。種牡馬のエアエミネム（当時8歳）と交配したアンバーユーが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）三宅牧場。戦績は、中央平地12戦2勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

12月21日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

3歳（2009年）

1月18日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。敢然と端をきり、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

1月31日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

2月28日、中3週で迎えた4戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

5月3日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のシュンドルゴナに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月31日、中3週で迎えた7戦目は、3歳500万下（東京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のキングスパークに1馬身1/4の差をつけて2勝目をマークした。

7月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳ハンデG3のラジオNIKKEI賞（福島芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（3戦2勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

9月5日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の弥彦特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

4歳（2010年）

8月28日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた11戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の古町特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。果敢に端をきり、リードを2馬身以上キープして、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり17着に終わった。

10月9日、中5週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（東京芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（4戦2勝）。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。