ノアセレナード（1998年生、母ダイナセレナード）

Noah Serenade

1998.05.18

ノアセレナード（1998年5月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアルカング（当時10歳）と交配したダイナセレナードが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）様似堀牧場。戦績は、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、様似堀牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、佐山公男によって262.5万円で落札された。

林正人厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2001年）

10月15日、デビュー戦は湯浅淳一騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

11月22日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で湯浅淳一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で湯浅淳一騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のラストオブコールに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2002年）

1月3日、中1週で迎えた4戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

2月27日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は湯浅淳一騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、セイショウピッピにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月28日、中3週で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で湯浅淳一騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で湯浅淳一騎手（5戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

5月8日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で湯浅淳一騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。