メジロダイセン（1989年生、母メジロルーベンス）

経歴

デビュー前

3歳（1992年）

3月1日、デビュー戦は横山賀一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブレイドジンデンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月4日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の山桜賞（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

9月20日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から42kg戻して迎えた3戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の恵山特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

10月25日、中3週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（1戦1勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の芦ノ湖特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山賀一騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のセントマグナムに3馬身の差をつけて優勝

4歳（1993年）

1月16日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の若水賞（中山ダート1200m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で横山賀一騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山賀一騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま全身全霊の粘りで持ち堪えて、最後は2着のエドノトウコウに1馬身半の差をつけて制した。

2月27日、中2週で迎えた12戦目は、鳴門ステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で横山賀一騎手（7戦3勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい15着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた13戦目は、アクアマリンステークス（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で横山賀一騎手（8戦3勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた14戦目は、総武ステークス（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で横山賀一騎手（9戦3勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

5歳（1994年）

5月7日、約13か月の休み明けで迎えた15戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下の江の島特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月12日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（東京芝1800m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下の道新スポーツ賞（札幌芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のポプラステークス（札幌芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて6着に終わった。

7月31日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のUHB賞（札幌芝2600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

9月3日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の函館日刊スポーツ杯（函館ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は吉田豊騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

9月25日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた22戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の津軽海峡特別（函館ダート1700m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。