ロマンスマリー（1988年生、母ダイナマリー）

Romance Marie

1988.04.12

ロマンスマリー（1988年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワツスルタツチ（当時5歳）と交配したダイナマリーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦2勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

7月14日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1000m 小雨/良）に出走。馬体重は420kg。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のターフジョイに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1991年）

4月27日、約9か月半の休み明けで迎えた2戦目は、牝馬限定4歳500万下の矢車賞（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい15着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下のこでまり賞（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田原成貴騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で田原成貴騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて抜け出し、最後は2着のドーバーシチーに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

6月22日、中2週で迎えた5戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳900万下のゆうすげステークス（中京芝1200m 雨/重）に出走。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

4歳（1992年）

2月22日、約8か月の休み明けで迎えた6戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（4戦2勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた7戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上900万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（5戦2勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。