アヴェニーレ（2009年生、母フサイチワールド）

アヴェニーレ（2009年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「未来（伊）。未来に期待を込めて」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時9歳）と交配したフサイチワールドが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方31戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の一般C2五。

経歴

デビュー前

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

2月11日、デビュー戦は嶋田純次騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は498kg。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

4月1日、中4週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

7月7日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

12月9日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から9kg戻して迎えた6戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月15日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の師走マイル（福山ダート1600m 雨/重）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月22日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2013年）

1月12日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2五（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月20日、連闘で迎えた10戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月27日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2五（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のビップパティエンスに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2三（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月11日、中8週で迎えた13戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、吉野桜特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

5月1日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた15戦目は、屋形船特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた16戦目は、板取川特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた17戦目は、白山特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた18戦目は、焼岳特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で池田敏樹騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月26日、中1週で迎えた20戦目は、飛騨牛カップ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で池田敏樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた21戦目は、春駒特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で池田敏樹騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

8月29日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた22戦目は、オッズパーク杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で池田敏樹騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた23戦目は、なでしこ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で池田敏樹騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた24戦目は、竜神特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で池田敏樹騎手（11戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた25戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、一文字菊特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

11月21日、中3週で迎えた26戦目は、きんもくせい賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（12戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい6着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた27戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（13戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた28戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（14戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

5歳（2014年）

1月10日、中1週で迎えた29戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（15戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（16戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた31戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（17戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた32戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

4月24日、中7週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた33戦目は、藤田玄己騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5月15日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた34戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田玄己騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

5月29日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた35戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（18戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた36戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。