ダイワローンスター（2003年生、母ダイワリプルス）

ダイワローンスター（2003年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋テキサス州の愛称」。毛色は鹿毛。種牡馬のダイワテキサス（当時10歳）と交配したダイワリプルスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地9戦1勝、地方19戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

増沢末夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

3月19日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は488kg。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

4月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた5戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2300m 雨/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のジュンノホープに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

6月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（東京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4歳（2007年）

8月5日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上500万下の萬代橋特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は北村宏司騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。

10月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の蔵王特別（福島芝2600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

10月28日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/重）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

5歳（2008年）

4月29日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた10戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のシルキークラフトに3馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

6月17日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C1一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた14戦目は、東海・近畿交流特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた15戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のベルローザをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

7月30日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた17戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、ペリドット特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったレガーロを3/4馬身捉え切れず2着となった。

9月24日、中5週で迎えた18戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤクモダイヤを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて4勝目を収める

11月16日、中7週で迎えた19戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、紫式部特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（2009年）

1月17日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた20戦目は、福寿草特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったドッグソウレインボから4馬身差の2着となった。

2月15日、中3週で迎えた21戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、いろは丸特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた22戦目は、桃の花特別（福山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた23戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、春蘭特別（福山ダート1800m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた24戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の福山桜花賞（福山ダート2250m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた25戦目は、かすみ草特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた26戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1二（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上B1（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上B1二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。