ゾウゲブネダイアナ（1986年生、母ウイルカ）

Zogebune Diana

1986.05.04

ゾウゲブネダイアナ（1986年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のジヨツギング（当時19歳）と交配したウイルカが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下 清志。戦績は、中央平地14戦1勝。主な勝ち鞍は1988年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

6月12日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

9月11日、中7週で迎えた5戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で清山宏明騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で清山宏明騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた10戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月3日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るリファインドガールを鬼脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月18日、中1週で迎えた12戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの中京3歳ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

3歳（1989年）

1月14日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳オープンのKBS京都紅梅賞（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は清山宏明騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳400万下（京都ダート1800m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（6戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず4着に終わった。