カネツキャプテン（1996年生、母アラカイセイ）

カネツキャプテン（1996年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のオグリキャップ（当時11歳）と交配したアラカイセイが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アラキファーム。戦績は、中央平地18戦1勝2着1回、中央障害7戦0勝、地方11戦1勝。主な勝ち鞍は1998年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ローレルクラブにて総額1,500万円（5万×300口）で一口馬主が募集された。

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

9月13日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は474kg。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1000m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルコンダクトに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のワカギミを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月28日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

3歳（1999年）

1月17日、中6週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

2月28日、中5週で迎えた6戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（4戦1勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

3月27日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳オープンの若葉ステークス（中山芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（5戦1勝）。17頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

5月29日、中8週で迎えた8戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

7月11日、中5週で迎えた9戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 小雨/不良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月11日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、栗原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

12月25日、中1週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で栗原洋一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2000年）

2月12日、中6週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で栗原洋一騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

4月9日、中7週で迎えた14戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で栗原洋一騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた15戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で栗原洋一騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月17日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は横山義行騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた17戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

11月5日、中4週で迎えた18戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で梶晃啓騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で梶晃啓騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

5歳（2001年）

2月12日、中6週で迎えた22戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、フェブラリー特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた23戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、マルチマックス特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月13日、中2週で迎えた24戦目は、菊池憲太騎手を鞍上に迎えて、’01フレンドリーサドル特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた25戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、マルチフレンド特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた26戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、’01ファンタスティックサドル特別（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた27戦目は、エイプリルスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた28戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、信濃川特別（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のセレサスをアタマ差制して久方ぶりに勝利を挙げた。

6月9日、中5週で迎えた29戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた30戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

7月3日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた31戦目は、ジュライスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月21日、中6週で迎えた32戦目は、’01ファビュラスサドル特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は横山義行騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた33戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた34戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた35戦目は、’01フェイスフルサドル特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた36戦目は、マルチスター特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。