ツジノテンザン（1986年生、母ソールズベリー）
Tsujino Tenzan
1986.03.30
ツジノテンザン（1986年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のクリスタルパレス（当時12歳）と交配したソールズベリーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）習志野牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、地方36戦3勝2着7回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
仲住芳雄厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1989年）
1月29日、デビュー戦は菅原泰夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。
2月19日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原泰夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったワールドタイカンにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。
6月18日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。
10月21日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、蛯名利弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線に入ると、前で粘るリワードサンキストを鮮烈な末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。
11月19日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原泰夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。
4歳（1990年）
5月12日、約6か月の休養明けで迎えた6戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。
6月3日、中2週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。
7月1日、中3週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原英幸騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。
7月22日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で藤原英幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。
8月19日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の越後特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原英幸騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。
10月23日、中8週で迎えた11戦目は、米田謹二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月4日、中1週で迎えた12戦目は、今治宏信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイコウバンブーに1馬身半の差をつけて制した。
5歳（1991年）
4月14日、約5か月半の休み明けで迎えた13戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今治宏信騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月27日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今治宏信騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月6日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今治宏信騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノカツハルから3馬身差の2着に敗北した。
5月20日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今治宏信騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月3日、中1週で迎えた17戦目は、岡田隆騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったビゼンクインから2馬身差の2着となった。
6月16日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキヨウシンスイスイからハナ差の2着となった。
6月30日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田隆騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリードコスモに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
7月16日、中1週で迎えた20戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田隆騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月30日、中1週で迎えた21戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、ひまわり賞（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月13日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は岡田隆騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月26日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田隆騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月8日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は今治宏信騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月22日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今治宏信騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月6日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今治宏信騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。
11月10日、中4週で迎えた27戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月23日、中1週で迎えた28戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシービーウイナーからハナ差の2着となった。
12月1日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月15日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C1-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったモトキからアタマ差の2着となった。
6歳（1992年）
4月12日、約4か月の休み明けで迎えた31戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岡田隆騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムテーロマンから2馬身半差の2着となった。
4月26日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田隆騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月11日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C1-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田隆騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月25日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡田隆騎手（9戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハツタオンワードから1馬身半差の2着となった。
6月8日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田隆騎手（10戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月22日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡田隆騎手（11戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノコトブキをアタマ差制して勝利を手に入れた。
7月5日、中1週で迎えた37戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月19日、中1週で迎えた38戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田隆騎手（12戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月2日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田隆騎手（13戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月16日、中1週で迎えた40戦目は、黒木豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月1日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒木豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月13日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡田隆騎手（14戦2勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月27日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上C1-4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田隆騎手（15戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月12日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田隆騎手（16戦2勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月26日、中1週で迎えた45戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田隆騎手（17戦2勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月10日、中1週で迎えた46戦目は、4歳以上C2-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田隆騎手（18戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。