ワイズマンハート（2018年生、母リボルトレイダー）

ワイズマンハート（2018年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「賢者のハート」。毛色は鹿毛。種牡馬のヨハネスブルグ（当時19歳）と交配したリボルトレイダーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道茅部郡森町、生産者は笹川大晃牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳1勝クラス。

経歴

デビュー前

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

11月8日、デビュー戦は森一馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のトーホウグロリアスに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月13日、中4週で迎えた2戦目は、2歳1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したショウナンバサロを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3歳（2021年）

1月11日、中3週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中京芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で森一馬騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中京ダート1200m 雨/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

3月14日、中6週で迎えた5戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のフォルツァンドに3馬身半の差をつけて優勝

8月15日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスの八女特別（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は森一馬騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

11月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は小沢大仁騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた10戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。

4歳（2022年）

5月15日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの中ノ岳特別（新潟ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は小沢大仁騎手（4戦1勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に敗れた。

2022年5月18日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。