ラスティーク（2006年生、母ミスティーク）

Lastique

2006.03.11

ラスティーク（2006年3月11日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母ミスティークのラストクロップであるため。（造語）」。毛色は栗毛。種牡馬のFusaichi Pegasus（当時9歳）と交配したミスティークが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦0勝。

経歴

デビュー前

6歳のとき、木村秀則から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。12歳のとき、トド岩高原銀河農場物語から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、カロッテファームによって54万円で落札された。

広尾サラブレッド倶楽部にて総額4,200万円（8.4万×500口）で一口馬主が募集された。

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

7月5日、デビュー戦は青木芳之騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 雨/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

8月22日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

9月26日、中4週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、5着に終わった。