シゲルヤマガサ（2012年生、母アートスタジオ）

シゲルヤマガサ（2012年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋祭名『祇園山笠（福岡）』より」。毛色は栗毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時12歳）と交配したアートスタジオが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は矢野牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方17戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、矢野牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって210万円で落札された。

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

10月25日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて17着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた2戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 雨/良）に出走。17頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

3歳（2015年）

3月22日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい17着に終わった。

7月5日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた4戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1600m 小雨/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

8月22日、中6週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は藤懸貴志騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず17着に終わった。

9月27日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-30（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2 34（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

10月18日、連闘で迎えた8戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 41（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

10月25日、連闘で迎えた9戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上C2 43（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上C2 43（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

12月26日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上C2 35（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

4歳（2016年）

1月2日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったメイキングパワーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

1月16日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（8戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったランドオブホープに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

2月20日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

2月28日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上C2-40（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（10戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上C2 39（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（11戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。