キクノブランカ（2011年生、母ジャスーラー）

キクノブランカ（2011年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋白（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時17歳）と交配したジャスーラーが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）福田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方5戦1勝。主な勝ち鞍は2015年の一般C23。

経歴

デビュー前

当歳のとき、福田牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、菊池五郎によって945万円で落札された。

野中賢二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

4月26日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

7月27日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、6着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に敗れた。

12月13日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

4歳（2015年）

2月24日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた6戦目は、一般C27（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4月22日、中5週で迎えた7戦目は、一般C16（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキンセイバルに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月20日、中1週で迎えた9戦目は、つつじ特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。