トウショウサーフ（1992年生、母クララトウショウ）

トウショウサーフ（1992年6月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のイナリワン（当時8歳）と交配したクララトウショウが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、中央障害10戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1997年の障害5歳以上オープン。

経歴

デビュー前

田島良保厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

3月25日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

4月22日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。

5月13日、中2週で迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/重）に出走。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4歳（1996年）

3月3日、約10か月の休養明けで迎えた4戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンライジンから4馬身差の2着となった。

3月23日、中2週で迎えた5戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンブルボンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月13日、中2週で迎えた6戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

5月12日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で嘉堂信雄騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月8日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた8戦目は、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で嘉堂信雄騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月5日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で嘉堂信雄騎手（5戦1勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた10戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 小雨）に出走。鞍上は7戦連続で嘉堂信雄騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターオンワードに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

11月17日、中1週で迎えた11戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で嘉堂信雄騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルトレドールからクビ差の2着となった。

12月14日、中3週で迎えた12戦目は、重賞の中山大障害（秋）（中山障害芝4100m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は9戦連続で嘉堂信雄騎手（8戦2勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（1997年）

1月12日、中3週で迎えた13戦目は、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で嘉堂信雄騎手（9戦2勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のケイティタイガーに4馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。